黒笑小説 (はてな年間100冊読書クラブ 8/100)

黒笑小説

黒笑小説

前から気になっていて、買っておいて、読むのを後回し、後回しにしていた作品です。
年末に読んだ怪笑・毒笑小説に続く、第3弾です。
13篇からなる短編なのですが、この中の「もうひとつの助走」「線香花火」「過去の人」「選考会」は文壇ネタです。
まぁ、読んだ時期が時期だけに・・「もうひとつの助走」は特に黒笑いしました(笑)
文学賞の選考をまつ寒川心五郎・・今回で5回目のノミネート(笑)
結果発表を待つ、寒川と担当編集者達の建前と、本音が入り混じってます。
じ、自虐ネタ?!(苦笑)
まぁ、今回は↑のような話にならず、ハッピーエンドでしたからね〜♪
後、下ネタ等もありますが・・・やはり、姪っ子、甥っ子もつ身としては、アニメのおもちゃ戦略に翻弄される話の「臨海家族」が身につまされました・・・(汗)