東京タワー (はてな年間100冊読書クラブ 18/100)
- 作者: リリー・フランキー
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2005/06/28
- メディア: 単行本
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感動系(泣ける!とうたわれてる)&ベストセラー・・この2つが揃った本はなるべく読まないようにしているのです。大抵、泣けなくて、読み終わった後、自分が冷血人間なのかとちょっと落ち込んでしまうからです(笑)
さて、今や大ベストセラーになっているこの本を知ったのも、去年の夏・・・それから悩みに悩んでようやく、読むことを決意致しました。
ミラクルタイムの番組にでている、リリーフランキーさん・・小説というより、エッセイぽいなぁ〜・・いえ、エッセイという言葉を当てはめるのもちょっと違うかなぁ〜。
ボク(リリーさん)とオカンのお話。小さい頃はヤンチャで、オトンとの関係も面白くて、ボクの大学生活の項になると、どこかで体験したことがあるくらい、身につまされまして(笑)
社会人になって、またオカンと一緒に生活をするようになり・・そして、オカンの病気・・・
淡々と語られてるのに、オカンへの愛情が端々からにじみ出るような、素晴らしい本でした。
もう、最後を読んでる時は、涙を堪えることができませんでした。まるで、本書で語られてるオカンが、自分の知り合いだったような気もするくらい。
やはり、母は偉大です!!(父もね!!!)
きっとこの本は、リリーさんのオカンへの「ありがとう」の手紙なんだなぁ〜と感じました。
来る事は分かってはいるけれども、決してきてほしくない事!!
あぁ〜その通りです・・。親との時間、これからももっと大切にしよう・・