3冊まとめて!(はてな年間100冊読書クラブ 22・23・24/100)
- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 2006/03/15
- メディア: 単行本
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- 作者: 広川純
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
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- 作者: 重松清
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/02/15
- メディア: 文庫
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まず、「チョコレートコスモス」
読む前に恩田さんのインタビューで、『ガラスの仮面』へのオマージュ作品だと聞いてから、読みたくって本屋さんで必死に探しました。まさに!オマージュ作品です!!
オーディションの場面など緊迫感あふれる作品でした。これで終わるのではなくて続編もぜひぜひ期待してます♪
「一応の推定」
松本清張賞を受賞された作品。一応の推定とは、正確な死因が判明していないときに死亡証明書?などに使われる用語らしいです(たぶん・・)で、主人公は保険の調査員。保険支払いが発生した時に調査して、保険支払いに値するか否かを調査する人です。
駅のホームから転落した人は、果たして事故なのか、自殺なのか・・・。
「流星ワゴン」
一度読んでみたかったんです。で、待ちにまってようやく図書館で借りれました♪
仕事もリストラされ、家庭も崩壊して、人生を憂いでいた男性の前に、ワゴンが止まる。数年前に交通事故で亡くなった親子が乗っていた。男性は人生に未練を残さない為に、過去に数度と遡っていく・・・。
この人が遡った先では、男性が変えようとしても運命は変わりません。自分も今、戻りたい時期ってのは強烈にあります。その時期、違う選択をしていたら、今こういう事にはなってなかっただろうと思うときもシバシバあるけど・・・。
でも、それが無かったら今の私ではないので・・・。自分がそんなに嫌いでもないので、過去を悔いて生きるより、今のひと時を後悔のないように、精一杯力をつくして過ごす事が大事なんだと、この年になってからようやくわかりはじめました。
ただ、頭で理解してることと、実際行動に現れるかどうかは別物でして・・・(苦笑)
修行します!!(笑)